質問者: 60代 男性 大阪府在住
現在、80代の母がそれなりの資産を持っているのですが、その中で不動産の名義がきになったので質問させていただきます。
父が亡くなったのが30年ほど前なのですが、その時には相続のこともわからなかったのですが、母が土地の相続を、母・姉・私の共有名義にしていました。
比率は1/3ずつです。
ほとんどの土地がそのような感じになっているのですが、困ったと思うことは、現在私が住んでいる家の土地の名義もそのようになっています。
加えて、姉が住んでいる家の土地も同様です。
他の不動産には、もう50年以上にも前に亡くなっている祖父の名義の土地もあり、母にキチンとするように言っているのですが、税金掛るかもしれないし、税理士に相談したらお金がかかる、の一点張りで聞く耳を持ってくれません。
この状態で母が亡くなったら、どんな悪影響が出るのか知りたいと思います。
恥ずかしながら、強欲な母ですが、少し体力もなくなってきて、相続の時に亡くなった祖父や父の時に払っていない相続税などもかかると思うと不安で仕方ありません。
当方は素人なので、わかりやすく教えていただければありがたいです。
よろしくお願い致します。
ファイナンシャルプランナーからのアドバイス
こんにちは、ファインシャルプランナーの山崎です。
内容の件ですが、祖父の土地が一番大変になるのではと思いました。
名義変更の為には、祖父の相続人(母方?父方? どちらか解りませんが、)子供全員が相続人になります。
父方であれば、父親(すでに亡くなっているので相談者の兄弟・姉妹)と父親の兄弟(その方もなくなっているのであればその子供(いわゆるいとこ))全員に相続する権利がある事になるので、譲ってもらう印鑑を全員に貰わなければ登記名義は変えられません。
一般的にただでは押してくれないので、それなりの金銭を払うことになるでしょう。(一般的にに一人5~50万)
また、母と相談者と姉の共有も全員の同意がなければ、売ることもできませんし、姉と相談者少なくともどちらかが亡くなった場合共有者はそれぞれの子供が入ってくるので、もっと複雑になります。
司法書士に頼んで解決するしかもう手が残ってないでしょう。